指値の解答(戸建て3号):優先すべきは目標達成

向かい合うビジネスマン・サイコロ 戸建て3号

戸建て3号を内見し、
購入申込書を提出してから6日後、
仲介業者さんから連絡が
ありました。

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指値の解答

売主様に購入申込について
報告したとのことでした。

「サラリーマン大家YuTa様。
 先日は購入お申し込みを頂き
 ありがとうございました。
 売主様にご報告してきました」

「ありがとうございます...」

(ど、どうだったんだ...)

「まず、購入申込書に記載された、
 末永く大切にする、との記載に
 喜んでいらっしゃいました」

「そうですか...」

(それで...?)

「喜ばれて、サラリーマン大家YuTaさんの
 ことを良い方だと思われたようです。
 思われたようなのですが、
 購入申込金額の730万円は、
 厳しいとのことでした」

「そうですかぁ...」

(ダメかぁ。200万円近い、
 約2割引きの指値は難しいかぁ)

「730万円は厳しいとのことでしたが、
 800万円であれば、
 ご承諾頂けそうです。

 大切にするとの記載が響いたようで、
 売り出し当初、50万円くらいの
 値引きは応じると
 おしゃっていたのですが、
 100万円下げて頂けそうです。

 800万円ではいかがでしょうか」

「800万円ですかぁ...」

返答はビミョーな感じで
返しておきましたが、
内心、ガッツポーズでした。

内見時の記事の通り、
物件の内容から、800万円でも
買いだと考えていたからです。

内見時の記事はこちら↓↓
物件内見(戸建て3号):内見時のチェックポイントについて

「1時間以内に折り返しするかたちで
 よろしいですか?
 売主様もとても譲歩して頂いていて、
 私も前向きに考えています。
 後で返答を変えることがないように、
 リフォーム金額等を詰めて計算し直し、
 正式にお返事したいと思います」

このように返答し、あらためて
連絡することにしました。

即答せず一拍開けて返答

気持ちとしては、
800万円で買います!と
即答したいところでしたが、
下記の狙いを持って上記のような
返答にしました。

・800万円より高くに金額を
 吊り上げられることを防ぎたい

・1拍開けてあらためて返答する
 ことにより仲介業者さんを
 安心させる

金額を吊り上げられることを防ぐ
については、
即答でOKすることにより、
足元を見られて、金額を吊り上げられる
懸念があったためです。

懸念を感じたのは、仲介業者さんが、
800万円で承諾頂け「そう」と
言っていたからです。

承諾をもらっていれば、800万円なら
売ってもいいと言ってます、と
言うはずです。

なので、そこまで話しを取り付けては
いないと判断しました。

その状態でこちらが即答すると、
850万円なり、870万円なり、
ズルズル引き上げらていくと感じました。

なので即答は避けました。

前向きに考えていると言い、
800万円くらいだったら買いそうと
意識させるようにしました。

また、1時間以内にと、短い期間を
設定し、
いたずらに待たせるだけではないと
思ってもらうようにしました。

そして、あらためて連絡した際に、
詰めて計算したうえで、
800万円であれば買いたいと
話して、
金額の吊り上げを防ぐこと、と、
試算したうえでの解答なため、
後々、解答がブレない、
という安心をしてもらうことを狙い、
1拍開けて再連絡する
というかたちを取りました。

それから30分が過ぎた後、
仲介業者さんに連絡しました。

(1時間も経たずに連絡し、
 すぐに動いたという
 スピーディーさを演出するため
 30分が経過したくらいに
 再連絡しました)

「細かく再計算しました。
 結果、800万円であれば
 購入したいと考えています」

「そうですか!ご連絡ありがとう
 ございます!売主様にお話しし、
 話しをまとめるよう動きます!」

「宜しくお願い致します!」

再度、連絡を待つことになりました。

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価格の吊り上げ

その翌日、仲介業者さんから
連絡が入りました。

「サラリーマン大家YuTa様、
 売主様に800万円の旨、
 お話ししてきました」

「ありがとうございます...」

「830万円では
 いかがでしょうか」

なんとなく想像していましたが、
金額の吊り上げが始まった感じでした。

「売主様は、830万円であれば
 売ると言っているのですか?」

「830万円であれば売却に
 応じそうです」

(また、応じ「そう」との話しでした。
 結局900万円の満額まで
 吊り上げる気なのでは、と
 思いました)

「800万円でとのことだったので
 800万円でなんとか、まとめて
 来てくださいよぉ。」

嘆くように伝えました。
仲介業者さんを味方に付けるべく、
決して、足元を見ていることに
言及せず、お願いするかたちを
取りました。

「分かりました。あらためてご連絡
 します」

以下は私の完全な主観で、推測ですが、
売主様に800万円の話しをして
いなさそうでした。

またまた売り「そう」とのことでしたし、
昨日の今日の連絡でしたし。

足元を見られ、駆け引きされた気分で、
嫌なやり方ですね。

イライラします。

しかし、仲介業者さんに腹を立てて
指摘しても、安い物件を買えるわけでは
ありません。

目的は、安く物件を買うこと。

これに耐えることも、目標に進むための
必要事項だと言い聞かせました。

目標遂行を優先

それから3日後、
仲介業者さんから連絡がありました。

「サラリーマン大家YUTA様!
 売主様にお話ししてきました!
 810万円であれば売却されます!
 いかがでしょうか!」

勢いのある電話でした。

これまでの流れから、
勢いでまとめにかかりたいのか?、
10万円て何?、と思いました。

が、不動産購入において、
今回の物件において、10万円で
おじゃんにするのは得策ではありません。

ツッコミどころの多い仲介業者さんからの
電話でしたが、
目標優先、と、飲み込みました。

「...ぁありがとうございます。
 810万円ですね!分かりました!
 それでお願いします!」

こうして、戸建て3号の価格が
まとまりました。

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「戸建て3号の購入申込で思ったこと」

・購入申込書に、売主様へのメッセージを
 書くことは、有効。

 (事前に、売主様が
  どんな方か把握できた場合)

・仲介業者さんは売主寄り。

 売主様に嫌われて
 媒介契約(販売活動の依頼契約)を
 打ち切りにされてしまうと、
 売り物(商品)が
 なくなってしまうため、
 売主様寄りの対応をする。

 (売れる物件の場合。買い手が
  付きにくい、売れない物件の場合は、
  買い手寄りに動く)

 売主様寄りの場合、購入申込金額の
 買い上げを狙ってくる。

 買主寄りの場合、
 指値をすんなり受け入れ、
 売主様に積極的に交渉してくれる。

自分が買おうとしている物件が、
仲介業者さんが売れる物件と見ているか、
売れない物件と見ているかも考え、
どちら寄りに動くか見据えて対応すると
良いと思いました。

優先すべきは、自分の目標

仲介業者さんも人ですので、
いろいろな方がいます。

悪気がないが、内容的に足元を
見ていると勘違いされてしまう方も
いるでしょう。

はたまた、そういったことを全く
感じさせず対応する方もいます。

しかし、どちらも本心は分かりません。

いずれにせよ、不動産投資家が、
自分の基準に見合った物件を購入すること、
自分の目標に向かって進んでいくことを
優先すべきです。

目標達成を優先、と考えて動くと、
過程でのやり取りで不快なことが
あっても、乗り越えていけます。

将来、買った物件の賃貸付けが無事
完了し、家賃が入ってくれば
小事は忘れられます。

一時の不快な出来事に目標を見失わず、
堪えるところは堪えて、
自分の目標達成に向けて
進んでいきます。

次回は戸建て3号の融資付けについてです。


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